こんにちは、えりっちです。
2018年1月からテレビ朝日ドラマ「越路吹雪物語」が始まります。
そのドラマの中で越路吹雪さんのマネージャーを務めた岩谷時子さん。
経歴や結婚していたのか?
家族についてなど気になったので調べてみたいと思います。
まずは、岩谷時子さんのプロフィールからどうぞ。
岩谷時子
いわたに ときこ
本名 岩谷トキ子
生年月日 1916年3月28日
没年月日 2013年10月25日
没年齢 97歳
出生地 朝鮮 京城府
神戸女学院大学部英文科卒業
職業 芸能マネージャー、詩人、作詞家、翻訳家
生まれは朝鮮だったんですね。
国籍は日本ということですが、5歳の時に兵庫県西宮市へ引越しをしています。
岩谷時子さんはその後、西宮市立浜脇小学校へ入学。
西宮市立西宮高等女学校から神戸女学院大学部英文科を卒業しています。
岩谷時子さん時代で大学の英文科卒業というのはかなり珍しかったでしょうね。
今回、岩谷時子さんのことを調べてみて、「愛の賛歌」の訳詞をしたかただったことを初めて知りました。
越路吹雪さんと言えば「愛の賛歌」をすぐに思い出すほど代表曲になっています。
長年、歌手とマネージャー、そして代表曲の訳詞までと、強い絆で結ばれていたんですね。
芸能界にいろんな歌手のかたがいますが、マネージャーとこんなに縁が深い人は少ないでしょうね。
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岩谷時子さんの職歴
岩谷時子さんの職業を調べていると、実にたくさんの肩書をお持ちのようです。
芸能マネージャー、作詞家、翻訳家、詩人などがあります。
そこで、どんな経緯で仕事をしていたのかまとめてみました。
まずは、岩谷時子さんは神戸女学院大学部英文科卒業したのちに就職したのは、あの宝塚歌劇団出版部です。
宝塚歌劇団に出版部なんてあるんですね。
初めて知りました!
宝塚歌劇団の機関誌「歌劇」の編集長をやっていました。
ここで、当時、宝塚歌劇団の越路吹雪さんと初めて出会うことになります。
まさか、その後何十年も共に人生を歩んでいくとは思ってもみなかったのではないでしょうか。
専門店では少し前の「歌劇」をまとめて販売しているみたいです。
越路吹雪さんが宝塚を退団したのをきっかけで、岩谷時子さんも退職して上京する越路吹雪を支えるためにマネージャーとなります。
それまでにいろんなことを相談したりして、信頼関係が出来上がっていたんですね。
職業を変えてまでついていくなんてなかなか出来ないことです。
1952年に越路吹雪さんが出演していたショーで、使われていた曲が「愛の賛歌」です。
この時に訳詞をしてから作詞家としての仕事もこなすようになりました。
岩谷時子さんが作詞した楽曲は誰もが記憶に残る名曲ばかりです。
そのいくつかの代表曲を振り返ってみます。
恋のバカンス
夜明けのうた
君といつまでも
お嫁においで
恋の季節
おまえに
男の子女の子愛の賛歌
ラストダンスは私に
ろくでなし
サン・トワ・マミー引用元:Wikipedia
訳詞の楽曲はその作品の多くは越路吹雪さんが歌っています。
意外な作品は、「ふしぎなメルモ」や「草原の少女ローラ」などもアニメの主題歌も作詞しています。
シャンソンからアニメまで、作品の幅が広いですね。
岩谷時子さんの作品を集めたCDも販売されています。
試聴もできますのでどうぞ!
時を越えて生きていく歌ー作詩家・岩谷時子の世界ー [ (V.A.) ]
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岩谷時子さんは、英文科を卒業しています。
そういう学歴も訳詞をやることに役立っていたのではないでしょうか。
しかし、海外へ行った経験はなく、越路吹雪さんから海外のイメージを聞いて訳詞していたそうです。
その部分はちょっと意外な感じでね。
そして、恋の歌詞を書く時も越路吹雪さんの体験談(?)を参考にしていました。
生前の越路吹雪さんは「私の恋の話で歌詞を書いている」と茶化していたそうです。
そんなエピソードを聞くと、公私ともに二人三脚だったんだな。と思います。
岩谷時子さんの家族
岩谷時子さんの先祖は、幕末維新の時代に篤農家として記録に残っている岩谷九十老さんがいます。
篤農家って一体なんだろう?と思って調べてみると、農業の指導者のことを指すんだそうです。
当時に農業を研究して指導するなんてごく限られた人だったでしょうね。
岩谷時子さんの祖父にあたるひとは、朝鮮の京畿道の初代長官を務めている人です。
それで岩谷時子さんの出生地は朝鮮の京城府なんですね。
お父さんは一橋大学を卒業して貿易会社に勤務していたということで、当時としてはかなりの高学歴です。
時子さんに兄弟はいなかったのかな?と思って調べてみたのですが、一切情報がなく…
一人っ子だった可能性が高いですね。
岩谷時子さんは結婚して夫と子供がいた?
岩谷時子さん自身、ご結婚されて家庭を持たれていたのかな?と思ったのですが独身だったようで、お子さんもいらっしゃいません。
それを思うと、仕事一筋の人生を送っていたんですね。
でも、越路吹雪さんとのご縁を考えると家族のような強い繋がりだったのかもしれませんね。