こんにちは、えりっちです。
今日はアフリカのマキマというところに住んでいる日本人女性・塩尻美智子さんについて調べてみたいと思います。
マキマって聞いたことがない地名です。
ケニアの奥地にあるそうでインフラも整っていないところに27年も住んでいます。
塩尻美智子さんの人生はどんなことがあったのか?
そんな秘境に住んでいて夫や子供など家族のことも気になります。
それでは塩尻美智子さんのプロフィールからどうぞ。
塩尻美智子
しおじりみちこ
生年月日 不明
年齢 66歳
1977年 塩尻安夫さんと結婚
1990年 アフリカへ一家で移住
塩尻美智子さんは23歳の時に股関節の手術をして、将来子供をもっても一人だけと執刀した医師に忠告されたそうです。
女性ならわかると思いますが、股関節に問題があると妊娠と出産はかなり難しくなります。
そんな美智子さんがその後の結婚で5人のお子さんを生んで、ケニアの奥地で生活する未来が待っていたなんて信じられませんよね。
人生ってどこでどんな風に変わっていくのかわからないものです。
塩尻美智子さんがアフリカへ渡る前の経歴は?
塩尻美智子さんは日本で結婚をして5人のお子さんに恵まれました。
結婚生活13年目にしてケニアへ渡ったんですね。
当時はとても貧乏な生活だったようでお子さんたちを育てながら生活をしていました。
でも、普通なら日本で仕事をして子育てをしてくことを選ぶと思うのですが、どうして発展途上国に一家で移り住むことになったんでしょうか?
そこには、夫の安夫さんが以前からボランティア活動に関心が高かったことがあります。
塩尻美智子さんの夫と子供
塩尻美智子さんは25歳の頃に夫である安夫さんと結婚をしています。
その後は三男二女の5人のお子さんに恵まれています。
ただ、アフリカに渡ったあとに長女の直美さんは9歳という若さでマラリアに亡くなっています。
医療設備も整っていない現地では、薬局に薬もないという状況でした。
お母さんの美智子さんにしてみたら治療も出来ずに亡くなってしまった娘さんのことは心残りでしょうね…
そんな状況下になってしまったら日本へ帰ってしまいそうですが…
一家はその後もケニアで支援活動を続けました。
ケニアでは難病はもちろんですが、医療設備や薬があったら完治する病気でも多くの子どもたちが亡くなっています。
きっと、美智子さんはそんな状況を見過ごせずに残ったのではないでしょうか。
塩尻美智子さんの息子は医者の道へ
ケニアで子育てをしていて、小さい頃から途上国で育ったお子さんはどんな感じに育つんだろう?と気になってしまいました。
塩尻美智子さんの次男の大輔さんはケニアの高校で学び、卒業後にはNPOアフリカ児童教育基金の会で働いていました。
その後、ナイロビ大学医学部に合格して医師になりました。
現在では日本の医師国家試験にも合格して日本の病院に勤務しています。
ケニアに残っているご両親のサポート活動も行っている頼もしいお子さんに成長しました。
大輔さんはネット環境もままならないお母さんに代わって、クラウドファンディングを利用して孤児院を設立する費用を集めたりしています。
途上国で孤児院や病院などを作るためには海外からの支援がないと難しいでしょうね。
目標は達成できて500万円以上の資金が集まりました。
塩尻美智子さんの年収ってどれぐらいなの?
現在、塩尻美智子さんはマキマでマキマエイズ孤児院「Jump&Smile」を運営しています。
この孤児院は両親をエイズで亡くした孤児たちが暮らしています。
8歳から15歳までのお子さんを育てています。
個人的な印象だと孤児院の運営ではそれほど収入があるとは思えませんね。
特定非営利活動法人のユナイテッドアースやNPOアフリカ児童教育基金の会から支援を受けているそうですが、設備費などでなくなってしまいそうです。
夫の安夫さんは違う町で小学校を運営しているということで、塩尻美智子さんの生活費は旦那さんの収入で賄っている状況ではないかな?と思います。
遠い異国の地でこんなにも人のために生きている日本人のかたがいるんですね。
本当に頭がさがります。
今後もケニアでご尽力されるのだと思います。
ご夫婦で身体に気を付けてもらいたいですね。