こんばんは、えりっちです。
萩原忠さんという技術者をご存知でしょうか?
現在、ハジー技研株式会社の代表取締役を務める萩原忠さんの経歴や職歴、現在開発した真空保存器や年収について調べてみたいと思います。
まずは荻原忠さんのプロフィールからどうぞ。
荻原忠
生年月日 1931年
年齢 86歳
出身地 山梨県甲府市
山梨県甲府中学校卒業
立教大学卒業
金門製作所入社
荻原忠さんの経歴
萩原忠さんは、戦争を体験されていて山梨県甲府中学校を卒業したあとに陸軍士官学校に進学する予定でしたが、ちょうど終戦を迎えられました。
タイミングがずれていたら戦地へ赴かなくてはいけなかったんですね。
その後、立教大学を卒業して金門製作所に入社します。
金門製作所と言えば製造機器メーカーで有名ですね。
今はアズビル金門と社名が変更されています。
ガスメーターや水道メーターを製造する会社ですが、萩原忠さんはLPG小型ガスメーター、高層ビル用流量測定メーターの技術発明をしています。
この頃からすでに技術者として高く評価されていたんですね。
31歳の時にはNASAのアポロ計画に召集されて油圧機の開発にも参加しています。
ちょうど昭和37年ごろに日本の技術者がNASAの計画に参加していたなんて初めて知りました。
当時の萩原忠さんが開発していたことは流体制御に関することで日本でもまだ技術者がいなかったということで、萩原忠さんは数々の特許を出願しています。
時代の最先端の技術だったんですね。
ハジー技研の真空保存器とは?
現在、萩原忠さんが設立したハジー技研株式会社ではそれまでの特許を活かした商品開発をしています。
その中でも注目されているのが真空保存器です。
個体でも液体でも活用できるという容器は電気も必要なく鮮度が保たれるそうです。
今までは冷蔵や冷凍など電気を使えば保存が可能でしたが、発展途上国に食品を届けるにはいろんな不都合も出てきますよね。
それが容器だけで鮮度を保てるなんて画期的な発明ですね。
真空米びつはお米を新米の鮮度のまま1年間保存できるそうです。
ハジー技研で開発した商品は、寝ながらペットボトルの液体をストローで飲めるハジーストローなどもあります。
人々の生活に密着して便利な商品の発明は助かりますね。
萩原忠さんの年収はどれぐらい?
萩原忠さんの年収ってどれぐらいなんだろう?と思って調べてみました。
会社の従業員数はわからなかったので一般的な代表取締役の収入を正確に比較はできなかったのですが、会社の業績も良いですし、なんと言っても萩原忠さんが取得している特許数の多さは目をみはるものがあります。
今現在で、特許数約493件、世界12か国に出願しているそうです。
この特許に関しての収入も多そうです。
それを考えると億単位の年収はあるのではないかな?と推測しています。
60代の時にがんが見つかり余命宣告もされたそうですが、治療を受けて17年あまりいまでは元気に働くことができています。
まさに奇跡といっていいですが、これからも世の中のために製品開発を続けて欲しいですね。