こんにちは、えりっちです。
今年も直木三十五賞の発表が迫ってきましたね。
毎回、どのかたが受賞するのかな?と思って予想してみますが考えれば考えるほど受賞の基準ってわからなくなりますね。
候補にあがる作品自体はどれも素晴らしいものばかりですからね。
そこで、作家の方のプライベートな部分に迫ってみたいと思います。
恩田陸(おんだりく)さんは「蜜蜂と遠雷」で候補にあがっています。
「蜜蜂と遠雷」は2017年の本屋大賞にもノミネートされていて注目されています。
恩田陸さんのお名前は映画化もされた「夜のピクニック」の時に初めて認識した記憶があります。
その時は名前の「音」としてずいぶんと印象強く残っています。
まずは、恩田陸さんのプロフィールから。
恩田陸
よみがな | おんだりく |
本名 | 熊谷 奈苗(くまがいななえ) |
生年月日 | 1964年10月25日 |
年齢 | 52歳 (2017年1月現在) |
出生地 | 宮城県仙台市 |
最終学歴 | 早稲田大学教育学部 |
職業 | 小説家 |
私の脳内では、小説家のかたは早稲田出身の人が多いというのが根強いんですが、恩田陸さんも早稲田出身でした。
恩田陸さんの本名と作家になるまでの経歴
最初、「恩田陸」と聞いた時の印象は男性かな?と真っ先に感じました。
陸ってわりと男性向きのお名前ですよね。
恩田陸さんは女性ですが、小説家のかたはペンネームという形で本名以外の名前で仕事をしている人が多いような感じですね。
本名は「熊谷 奈苗(くまがいななえ)」さんで、奈苗さんって珍しい名前ですね。
どうして恩田陸というペンネームにしたのかというと、「やっぱり猫が好き」に出てくる姉妹の苗字が「恩田」で、そこへOL時代だった時の先輩の名前を足したそうです。
じゃ、その先輩は男性だったのかな?なんて想像してしまいます…
自分が作品を創っていくときのペンネームに選ばれるなんて特別な思い入れがあったのかな?と思っちゃいますね。
恩田陸さんは宮城県生まれですが、子供の頃はお父さんの仕事の関係で全国あちこちに引っ越していたそうで、子供のときって転校することが嫌でも作家としてはとても貴重な体験だったかもしれませんね。
中学生から高校生までは茨城県で過ごし、茨城県立水戸第一高等学校を卒業したのちに早稲田大学へ進学しています。
ちょうど中学3年生のときに茨城県へ引っ越したそうで、受験を控えているときに転校は大変だったのではないかな?と思ったのですが、茨城県立水戸第一高校は県内でも偏差値が2位で71というから結構な進学校ですよね。
元々成績も良かったんでしょうね。
早稲田大学教育学部を卒業したあとは、生命保険会社に入社してOL生活を始めますが、ずっと小説を書きたいという思いはあったようで、過労で倒れたのをきっかけに本格的に小説と向き合っていきます。
生命保険会社のOLで身体を壊すって洒落になりませんよね。(^-^;
でも、体調不良になって自分の人生を見つめなおし方向修正するひとも多いです。
本当に自分がやりたかったことを見つめなおす時間って大切ですよね。
恩田陸さんは在職中に小説を書きつつ、1991年に「六番目の小夜子」が 第3回ファンタジーノベル大賞の最終選考に残って翌年発行されました。
書き終えた時点では会社を退職していたそうですが、働きながら小説を書くのは大変だったと思います。
「六番目の小夜子」はNHKのドラマの原作にもなりました。
私はホラー系が苦手なので、興味がありつつもちらちらとネタバレを読んでは「怖そうだから読めないわ…」と挫折しています。(^-^;
小説家って本が発行されたら「小説家デビュー」と華々しく扱われるのかな?と思ったら、恩田陸さんが小説家を専業にしたのは「六番目の小夜子」から6年後なんですね。
その間には会社勤めを経験しながら作品を書いています。
デビューしてすぐに専業作家になるのはかなりのプレッシャーですよね。
恩田陸さん自身も本業の仕事があって、時間を作って創作活動するほうが性に合っていたのかもしれません。
恩田陸さんは結婚している?旦那さんと子供は?
恩田陸さんの年齢を考えるともうご結婚されてお子さんもいるのかな?と思ってこちらも調べてみました。
2000年の段階では、結婚や恋愛についてホロスコープで占ってもらっているので、ここでは結婚していなかったようです。
今から17年前ですね、恩田陸さんは当時35歳。
自分がこれからどんな恋愛の縁があるのか?
その縁は結婚に繋がっていくものなのか?
気になる微妙な年齢です。
その後は、恩田陸さんが結婚した。という情報が出てこないのでそのまま独身で小説を書いているのかな?と思います。
その結果、お子さんもいないのではないかと思われます。
過去には「子供が苦手」というようなコメントも活字として残しているようです。
未婚の母でそんな発言をしていたらたちまち炎上していると思うので未婚の母ということもないと思いますね。
今まで結婚観に関してのインタビューやコラムなどを読むと、すごく冷静に結婚をとらえているみたいですね。
最近では、結婚をしない。を選択する若い世代が多くなってきましたが、十何年前だったらまだまだ「結婚とは~」とか「結婚適齢期が~」なんていう流れが残っていたころですよね。
たまたま縁があってお相手が現れたら自然な流れで結婚まで行くかもしれませんが、頑張って結婚!という考えではないみたいですね。
お酒好きを公言していて作家生活になってから何時間でも飲み続けるときもあるとか…
健康に気を付けていつまでも良い作品を送り出して欲しいですね。
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