それってどうなの?

女医ナーと呼ばれる宮澤有紀!オリンピックと引退について!

Hans / Pixabay

陸上女子100mでリオオリンピックを目指す宮澤有紀さん。

富山大学医学部6年生、医師国家試験を控えています。

文武両道ですね。

女医と陸上のフローレンスジョイナーとかけて、「女医ナー」と呼ばれているそうです。

なるほど!と思いました。

 

昨年の日本選手権で優勝した福島千里選手に次いで準優勝の成績を残した宮澤さん、これからの成績が気になります。

「ミライ☆モンスター」で取り上げていたので思わず見入ってしまいました。

 

 

宮澤有紀

年齢 25歳

身長 167㎝

体重 58k

自己ベスト 2015年 日中韓3か国交流陸上競技会

100m 11秒56

 

なぜ陸上もやるのか?

 

16歳から5年間は原因不明の低血圧で運動はおろか、普段の生活もままならなかった有紀さんは、いまある健康に感謝してリオオリンピックに向けて可能性を精一杯開花させたい。という想いが時間がないなかで医学部と陸上を両立させているんですね。

平日は朝早くから医学部の実習をこなし、来年の2月に受験する国家試験にむけて実習と勉強をこなしているときに、オリンピックに出場するのは、かなり大変な毎日ですね。

実習の合間の休憩時間に陸上の練習を入れてこなすなど、強靭的な肉体と精神です。

 

 

宮澤有紀 さんがやっている時短練習法

 

時短練習その1

腰にタイヤチューブを3本巻いて負荷をかけてのダッシュ5分

これをやって20mダッシュすると通常の300m全力ダッシュと同等の練習になる

時短練習その2

腰にゴムをつけて前方から強く引っ張って全力より速い走りの感覚を身につける

宮澤さん曰く、時間がない分、効果のあがる練習法をやって集中したい。とのことです。

 

 

宮澤さんの陸上歴

 

9歳から陸上を始めて県大会で優勝、中学生の時には全国大会3位と成績を残していましたが、病気の発症で陸上を断念。

何年も走ることはあきらめていたそうです。

そのころから、有紀さんはふつの夢を追いひとつは自分の病気になった経験から、医者の道を選び2年間の浪人のすえに富山大医学部に入学。

闘病生活を送りながらの大学受験ってかなり大変なことだったと思います。

大学入学後にふたたび陸上を始めて、三か月後の大会で優勝したということですから、すさまじいですね。

 

先日行われたリオ五輪選考レースの織田記念陸上では惜しくもタイムが及びませんでした。

大学卒業後は病院に勤め2016年には陸上競技は引退したそうです。

怪我などにも悩まされた競技生活だったようですが、ご自身が抱いた夢に向かって全力を尽くすというのは見習いたいですね。

まとめ

 

小さい女の子に「お医者さんになりたいし、強い陸上選手になりたい」と声をかけられたことがうれしかったと話す有紀さん。

きっと宮澤選手を目指して夢を抱く後輩も出てきそうですね。

人に素敵な夢を与えられる存在って良いなと思います。