盲目のピアニスト辻井伸行さん。
ピアノを弾くというだけで大変なのに見えなくてどうやって鍵盤が判るのか…楽器が苦手は私にはその技術がぜんぜん理解できません。(^-^;
辻井伸行さんとお母さんのいつ子さんが「徹子の部屋」で今まで親子一緒にピアノに向き合ってきたお話しをされるそうです。
お母さんのサポートなしでは成し遂げられなかったでしょうね。
今日は、お母さんの辻井いつ子さんについて調べてみました。
辻井いつ子
1960年生まれ
出身 東京
出身大学 東京女学館短大
1986年 産婦人科医の辻井孝さんと結婚
1988年 伸行さん誕生
ご主人は産婦人科医だったんですね。
結婚されてから2年経ってお子さんが生まれてすぐに全盲であることが判明したそうです。
大学卒業後はフリーアナウンサー
現在の職業は講演・執筆
女性に年齢のことを言うのは失礼かと思いますが、いつ子さんの年齢を考えるとかなりお綺麗で若々しいですね。
こんな美人のお母さん、そうそういませんよ。
お手本にしたいです!
育児書が役に立たない
伸行さんが目が見えないことがわかって、巷に溢れている育児書が自分の子育てに役に立たないと絶望したそうです。
そうですよね。
よくある育児書って、「ねんねのうちからガラガラで遊んだりしましょう」とか、まぁ、音が鳴るので多少は赤ちゃんの興味が出るかもしれませんが、おもちゃを動かして目で追わせましょう。と言われても…
赤ちゃんが泣いていても我が子に当てはめたら、見えなくて不安になって泣いているのかとも思いますよね。
本当に子育ては手探りだったと思います。
今だったらネットで全盲の子供を育てたひとの体験談など知ることも出来ますが、28年前ならそういう情報を探すことさえも難しいですよ。
自分が我が子と向き合って見つけ出していくしかないですよね。
生後8か月で音楽の才能を見つける
伸行さんが生後8か月の時に、音楽の才能があるのではないか?と気づいたそうです。
これは、いつ子さんが細やかに伸行さんのことを見ていたからですよね。
いつ子さんの子育てのモットーは 「明るく、楽しく、あきらめない 」だそうです。
言葉にすると簡単ですが、これを実行するとなると大変だったろうな…と思います。
子供の才能を見つけるのはいい意味で「親ばか」じゃないとできませんよね。
私の周りでも「これが向いているんじゃないか」「子供が興味を持っているから親がサポートしよう」など一生懸命子育てに向き合っている人が多いです。
どんなところで才能が開花するかわかりませんからね。
現在のいつ子さん
やはり、伸行さんが大人になってピアノのコンサートなどにはついて行っていたそうですが、最近では子離れ、親離れをしてそういうこともなくなったそうです。
このお話を知って、どの家庭でも言えることですが、うまく子離れ、親離れするって大切で大変なことです。
それぞれが仕事をしたりしていてもいい距離で「離れ」てない親子が結構多いのかも?と思うこともあります。
伸行さんを見ていると、いつ子さんの手探りの子育て術がちゃんと正しかったんだろうな。と実感しますね。
現在は自身の子育てについての講演などをやったり、ラジオのパーソナリティーなどの仕事をしているそうです。
TBSラジオ「今日の風、なに色?」
日曜 7:15~7:25
こちらで流れる曲は、息子さんの伸行さんが作曲してくれたそうです。
素敵な親子関係ですね。
これからも親子で輝いてほしいです。