浦和レッズのクラブハウスで長年清掃スタッフとして働いてきた平井ミサヨさん。
最近は、清掃の仕事をしているひとにスポットが当たりますね。
羽田空港の清掃スタッフの 新津春子さんも注目されています。
どうしてでしょうか?
清掃というと裏方の仕事ですが、その陰で仕事をやっている人ならではの視点や気づきなどがあるからではないでしょうか?
今日は平井ミサヨさんがみてきた大成する選手の共通点があることを調べてみました。
平井ミサヨ
浦和レッズのクラブハウスの清掃を16年間担当。
2016年7月で退職。
ペトロビッチ監督からはスタッフや選手からのメッセージが書き込まれたユニフォームを贈呈され、選手会長の 宇賀神選手からは花束を渡されました。
退職するときにこんなことをやって頂けるなんて、それだけ見ても信頼されていたんだな。と思いますね。
それと言うのも、平井さんはクラブハウスの清掃についてから、勤務していることを口外していなかったということです。
普通のひとなら、有名選手にも会えるような職場を自慢したり、なにか職場でのことを言ったりするひとも多いのでは?
きちんと仕事とプライベートの区別をして、余計なことを言わない姿勢はきっと職場でも伝わりますよね。
どの選手が調子がいい、悪いとか、マスコミのひとが来ていた。とか言われては困りますよね。
当たり前のコンプライアンスですが、最近はそれができない人もいますからね。
平井さんが就職したころは、清掃スタッフが次々と辞めて、平井さんに仕事の引継ぎをするひとさえいなかったとか。
やはり、スポーチームのクラブハウスの清掃は大変そうですよね。
でも、平井さんは「家事と同じことをするだけ」と割り切ってきちんと仕事をこなしていったそうです。
でも、清掃スタッフはひとりっきりだったのでかなりの負担だったようです。
それを乗り切った平井さんのパワーは凄いですね!
大成する選手は共通点がある?
裏方だから垣間見る選手の素顔ってありますよね。
特に清掃スタッフというのは、選手の素の部分に触れる機会があるかもしれませんよね。
平井さんがみてきた選手は、普段から配慮がすぐれている選手はやはり大成するそうです。
清掃スタッフの平井さんへも声掛けや笑顔で接する選手は、プレーにも出るんですね。
永井雄一郎選手 、 小野伸二選手 、長谷部誠選手などの名前を挙げていました。
そして、チームの要だった井原正巳監督もかならず監督から挨拶をしてくださっていたそうですよ。
これは、どこの世界でもそう感じますね。
一般的な会社でもきちんと挨拶できる社風や社員が多いと繁栄しますよね。
心を込めて挨拶をしたり、感謝する。ということは大事ですよね。
平井さん、長い間お疲れさまでした。