一色 采子(いっしきさいこ)さん、最近テレビでみないな。と思っていたらすっかり田舎暮らしだったのですね。
以前、ドラマなどで見かけていた時にとても個性的なかただったので印象が強く残っています。
スマートできりっとした役が多かったな~
そんな一色采子さんの現在(今)はどうしているのか気になったので調べてみました。
一色采子
いっしきさいこ
本名 大山 采子 (おおやまさいこ)
生年月日 1958年10月1日
年齢 58歳
出生地 東京都
身長 163 cm
血液型 AB型
職業 女優
家族
父親 画家の大山忠作
母 和子
兄 大山昌作
偉大すぎる父
お父さんは24歳から画家になり、「日展」の会長になったかたでした。
「鯉の大山」と呼ばれ素敵な鯉を描いた作品や「花霞」などたくさんの作品を残したそうです。
お母さんはそんなご主人の献身的に支えてそんな姿をみて家庭を持つのは大変だと、一色さんは思ってしまったそうです。
昔のご家庭ではよくある話かもしれませんね。
芸術家の父を持ったかたにしかわからない大変さかもしれませんが…
独特な家庭環境で育ったといえるでしょうね。
子供心に父親の存在が絶対的な家庭で育ったことで、結婚は大変なものだ。という考えが刷り込まれてしまたのかもしれないですね。
女優業から遠ざかる出来事
2004年にお母さんが病気で他界。
お父さんの面倒をみるために芸能活動は休止ということになったそうです。
最近ではこの介護問題で一般人の家庭でも家族間で揉めたり…と、よく聞きます。
大抵は、家庭で奥さんが仕事を辞めて自分の親や旦那さんの親の介護を自宅でする。という着地点が多いみたいですが…
収入的にも大変ですよね。
そして、精神的にもあまりに抱え過ぎて介護うつなど発症してしまう。というのは珍しくないですよね。
一色采子さんは、仕事を辞めて献身的にお父様を介護、亡くなったあとに更に問題を抱えることになります。
遺産相続のトラブル
お父さんの残した200点もの作品がトラブルになったそうです。
総額、推定1億円という価値だったみたいです。
そうなると相続税も高額になり、1000万円のお金がかかるということになってしまいました。
持っているのもが日本画となると大変ですね。
ちゃんと管理の行き届いたトランクルームに預けるには月に50万円の費用がかかるそうです。
結果として、お父さんのふるさと福島県の二本松市に寄贈したそうです。
大山忠作美術館の名誉館長として様々なイベントなどやっているそうです。
最近では一般的な家庭でも相続に関してもめたり問題が発生することが多いみたいですね。
匿名で無料相談できる窓口もあります。
現在は、女優業に復帰してお仕事をされているそうです。
ペットロスになったお父様を励ますために飼い始めた豆しば犬を2頭飼っていて、その2頭が家に来てからすぐにお父様が亡くなったそうです。
お父様が亡くなったときも検査入院からすぐだったために心の準備ができず、一色采子さん自身もずいぶんと落ち込んだそうですが、その時にお父様のために飼った犬たちに励まされたそうです。
なんだか、皮肉なものですがきっとお父様が娘さんを思って犬を遺してくれたのかもしれないですね。
まとめ
一色さん、昔はテレビドラマでよく見かけていました。
お名前を聞いて、そういえば最近のドラマで見かけていないかったわ。と
懐かしのお顔を思い出しました。
年齢がいくと年老いた親の介護は、芸能人でなくてもみなさん抱える問題です。
最近では、親の介護のために仕事を辞めるひとも多いと聞きます。
最後までしっかり親の面倒をみないと後悔すると思うからでしょうね。
でも、著名な親がいると今回の一色さんのように遺産相続の問題も起きるのですね。
高額な遺産があると、それもまた遺されたものが大変ですね。
幸い、寄贈というお父様のファンのかたに観て頂ける環境になって良かったと思います。
親子の問題はいろいろ考えさせられますね。