こんにちは、えりっちです。
「トットちゃん!」のドラマで向田邦子さん役で山田真歩さんが出演しています。
そこで改めて向田邦子さんについてあまり知らなかったと思い、亡くなったときの事故についてや私生活では結婚していたのか?
旦那さんや子供がいたのか?
家族についても知りたくなりました。
それでは、向田邦子さんのプロフィールから振り返ってみたいと思います。
向田邦子
むこうだ くにこ
生年月日 1929年11月28日
没年月日 1981年8月22日
没年齢 51歳
出生地 東京都
東京都立目黒高等女学校
実践女子専門学校(現・実践女子大学)国文科卒業
職業 脚本家、随筆家、小説家
向田邦子さんは生まれは東京ですが、父親の転勤にともない高校時代までは各地を転々としました。
実践女子専門学校を卒業したのちには、財政文化社で社長秘書に就きました。
なんだか、社長秘書という仕事は向田邦子さんのイメージにぴったりですね。
向田邦子さんが遭った飛行機事故とは?
向田邦子さんは1981年8月22日に台湾の上空で搭乗していた遠東航空103便が墜落して亡くなっています。
世間では1985年に日本国内で起きた日本航空123便墜落事故で亡くなったと混同されている人も多いようです。
向田邦子さんは取材のために台湾へ行って遠東航空103便に乗ることになりました。
普段から飛行機が苦手で、毎回、取材などで飛行機に乗るときにはわざと部屋の片づけをしないで出かけたそうです。
部屋を片付けて事故に遭ったりすると「虫の知らせだったのでは…」と残された人の口にあがることを気にしていたようです。
飛行機に乗る機会が多かったとはいえ、実際に最期が航空事故で亡くなったことを考えると、予言のようですね。
遠東航空103便の事故原因は、塩水の影響で与圧隔壁が腐食していたためとされています。
空中分解で墜落してしまった、その時に向田邦子さんがどんなことを考えたのかと思うと心が苦しくなります。
向田邦子さんが書いた遺言
向田邦子さんが亡くなったあとに、「向田邦子の遺言」という書籍が発表されています。
こちらは、妹の和子さんが書かれた姉の邦子さんについての書籍です。
そして、和子さんは「向田邦子の恋文」という書籍も姉の死後に出版しています。
こちらのほうは亡くなったあとに、遺品整理で出てきた邦子さんの手紙を掲載したもので、向田邦子ファンからは、遺族が勝手に私信を発表するのはいかがなものか?という意見も多く出ています。
やはり、向田和子さんが執筆した作品の中に向田さんを感じたいですね。
向田邦子さんは結婚して夫と子供がいた?
向田邦子さんの私生活というのは、全然知らなかったので改めて結婚や子供について調べてみました。
向田邦子さんに結婚歴はなく、お子さんもいらっしゃいません。
子供代わりと言うものなんですが、コラット種の猫を可愛がっていて、自分に何かあったときには飼い猫をどうするか。ということを書き留めたものが死後に出てきています。
やはり、独身だと何かあったときのことは心配になってしまいますよね。
向田邦子さんは結婚はしていませんでしたが、お付き合いのあった男性はいたようです。
それが「向田邦子の恋文」で手紙のやり取りをしていた男性です。
ただ、このかたは妻子がある男性ということでお二人の間は結婚まで至らなかったようです。
そんな秘めたお相手との手紙を世に公表するのは向田邦子さんの本意ではなかったと思います。